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沖縄おもしろ家庭菜園 創刊号
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もくじ
*1,沖縄の野菜
*2,沖縄のくだもの
*3,沖縄料理雑記
*4,脱線コラム(旧暦農法)
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*1,沖縄の野菜 ? 「チデークニ」
沖縄の冬の野菜と言えば 「チデークニ」島人参です。
「チデークニ」は人参の仲間で、「チ」の意味は「チールー」(黄色)の「チ」(黄)で
「デークニ」の意味は大根、よって黄色い大根に似ていることからそう呼ばれています。
島人参は沖縄在来種の黄色系で、根長30cm位の細長い人参です。
一般的な人参の紅色系にくらべ人参特有な臭みが強いです。
生育適温は18度〜22度で、沖縄では10月〜4月になります。
栽培方法は一般の人参と一緒で、種まきは10月〜12月が一般的です。
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*2,沖縄のくだもの? 「シークワーサー」
日本のミカンの野生種は二種しかなく、其の内の一つが「シークァーサー」です。
赤く熟くするのは12月頃で、あまずっぱい小ミカンです。
青い果の時は「ヒラミレモン」としてレモンの代用として活用し、
シークワーサージュースとしても人気があります。
また、シークワーサーに発がん抑制物質「ノビレチン」が多く含まれていることが
判明しました。
主産地の大宜味村に長寿の人が多いことも関係しているのでは?。
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*3,沖縄料理雑記 「チーイリチャー」
「チーイリチャー」とは、豚の血を固めた物と島人参やニラなどと炒めたものです。
その名の通りチーは「血」、イリチャーは「炒め物」を意味します。
おもに正月料理として食べられています。
冷蔵庫の無い時代、田舎では年末に正月料理用として豚を殺していました。
三枚肉は塩漬けにして瓶に保存していました、それがスーチカーです。
血はチーイリチャーとして食べていました。
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*4,脱線コラム 「旧暦農法のすすめ」
沖縄のカレンダーは旧暦が記載されているのが一般的です。
昔の人は月の満ち欠けから潮の干満を見つけ出し農業へ活用していました。
作物は月明かりから影響を受け、発芽、成長、耐病、収穫量に影響を及ぼすことを
見出し農業へも活用していました。
新月とは旧暦の1日で、満月は旧暦の15日です。
次回は地上作物と月明かりについてです、お楽しみに!!
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