パパイヤはメキシコ南部を原産とする常緑性の小高木で、別名チチウリノキ(乳瓜木)と言います。
多くの熱帯の国々で栽培されており、日本では、沖縄などで人家の庭に自生しています。
パパイヤは雌雄異株で、雄花は長い花序になって垂れ下がり、雄と判ると切り倒されます。
青い果実は野菜として食用にされ、くだもの用の生果や乾燥させた果実は一般に流通しています。
パイナップルは、熱帯アメリカ原産の多年草で単にパインと略して呼びます。
パイナップル という名前は、松 (パイン) の果実(アップル)、松ぼっくりを指していました。
パイナップルは熱帯のやせた酸性土壌や乾燥した環境でよく育ちます。
パイナップルは、実を収穫後、根茎から再び芽を出し、これが成長すると先端部に結実します。
しかしながら、収穫ごとに実が小さくなっていくため、株を3年以上用いることは少ないです。
青パパイヤはパパイヤチヤンプルー(パパイヤ炒め)や漬物、煮物、サラダとして調理します。
ビタミン、ミネラルの他、消化分解酵素を含みます。
又、パパイヤに含まれる消化分解酵素やたんぱく質分解酵素は、
たんぱく質の消化を促す働きや、高血圧予防、鎮静効果があり沖縄の野菜として日常食卓に上ります。
スーパーでは、細切りにしたパパイヤをパックにして日常売られる程です。